まいにち!いいところ探ししようよ

日々の気が付いたことを綴ります。

子供の自立と親の心情:転職と引っ越しを迎える家族の物語2



昨日、引っ越す子の部屋着やパジャマをたくさん洗いました。
衣替えの季節で洗濯をしますが、今回は着なかった夏の部屋着まで洗濯し気持ちよく過ごせられるよう母心を少し・・。


お世話もラストスパートです。


久しぶりの心境

人が去っていくこと、自分がその場所から去ること・・どちらも経験をしたけど私は去られる側の方が苦手です。


相手のことをどう思っているかにもよりますが、思い入れの深い人や好感度の高い人が去っていくのは毎度動揺してしまいます。


今回、そんな去る人を「見送る側」になることは、職場にいたすごく仲良しだった人以来かもしれない。


最高の遊び仲間

いつも2人で昼食を食べお互い好きなアイドルの話をしたり押し活やライブに行くことが楽しくて、その人のおかげで長く働けたといっても過言ではない。


ある日、社員・パートが受ける健康診断をその人だけが受けないことを知った。
「もしかして会社辞めるのですか?」と聴いたら、ためらうように頷いた。


そっから・・
ショックで寝る前に大泣きしたことを覚えている。
それくらい気の合う相性のいい人、なかなか出会えないような人だったから。


今でも友達

その後、私はコロナ解雇となり今に至る。
それでも、その人とは年に2回ほど会っているしライブにも行けている。
そして、いつしか毎日にように会って話していた生活も過去のものとなり、今はたまに会えればそれでいいかなっていういい関係を保っています。


家族の引っ越しのことで、こんな「卒業」っぽい別れっていつぶりかなー?って考えていました。

2024年メーンイベントになった


11月になると、今年はどんな年だったかなーって考えます。
今年1番のメーンイベントは間違いなく現在進行中の「家族との別れと自立する喜び」を経験したことですね。


この件がもしなかったら・・
「気が付けば2024も終わってしまったぁ~」ってのほほんと過ごしていたのかもしれない。


人生は平穏で過ごせるって幸せなことかもしれないけど、人生の中に変化があるっていうのも面白いと思った。


いろんな私 いろんな気持ち

11月になっていろんな私がいたなー。

  • 心配しているきみんちょ
  • 不安なきみんちょ
  • 寂しいきみんちょ
  • 自立させることができたきみんちょ


なんだかんだいって引っ越しの準備も着々と進んでいる。
引っ越す子も1つ1つ片付いていくことで未来に期待する様子をみて 

  • ほっとしているきみんちょ

も、やってきた(笑)


ボディーブローのような毎日

少し本音を言えば、「引っ越すならさっさと行ってほしい」という自分もいる。
ときどき出てくる優しさがかえって地味なボディーブローをくらった気持ちになるからだ。
なんというか・・
「行くならサクッやってくれ!」心境でしょうか。


引っ越し準備として期間を頂いている11月1日から、食事の回数も増えて昼・夜と食べています。
今まで作る回数が減っていたのに、1月から急に家にいるようになり食事をするようになった。


そして見送った瞬間、それがすべて終わってしまう。


そんなジワジワ感がちょっとシンドイ。


みんな同じ気持ち

うちはアラサーまで家にいたので普通ちゃ普通です。
大学や就職から家を出る親も、卒業式から出発の日まで同じようにボディーブローを食らっていた母は多くいたのだろうなって考えています。


なんか、この件で「子供を送り出す親の気持ち」を経験できたことは自身にとってもプラスになるに違いない。


なんとなく生きていた日々にいいスパイスが入りました。きっと後からいい思い出になっているんだろうなーって思っています。


最後に


子供が独立し夫婦2人で暮らしている友人に話すと真っ先に「寂しいね」って言ってくれました。
あー、やっぱり経験者なんだなーって気持ちが分るんだなーって。


きっと同じ経験をされた読者様も似たような気持ちになったのでしょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。